こんにちは!
けいです。
もうすぐ本格的に暑い夏がやってきます。
この時期に多いのは熱中症。
日本気象協会が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクトの一環として
犬の飼い主325名を対象に行った「愛犬の熱中症に関する調査」によると、
24.3%の飼い主が「愛犬が熱中症になったことがある」と回答しています。
さらに、調査では、
「犬の飼い主の5人にひとりが、愛犬が熱中症にかかった時の応急処置方法をしらない」
というデータも発表されています。
今日はペットの熱中症対策についてお話しますね!
この記事はこんな方におすすめします!
- 犬や猫の熱中症の症状ってどんな感じなの?
- ペットの熱中症予防対策を知りたい!
- 外出中にペットが熱中症になったら、その場で出来ることを教えて欲しい!
- ペットに「水分をしっかりとらせる」って難しいよね?
熱中症ってなあに?
熱中症とは、高温多湿な環境に長時間さらされることが原因です。
体内の熱を外に逃がす機能 < 体内に熱がこもる状態
になることで、体内のミネラルのバランスが崩れたり、
体温調節などの生きていく上での重要な調節機能が
うまく働かなくなっておきる、様々な症状のことを言います。
また、屋外だけでなく室内でも発症することもあります。
人間は汗をかいて体温調節をしますが、
犬や猫は人間の様に汗をかく汗腺(エクリン汗腺)が
肉球など体の一部にしかありません。
人間より身体の小さい彼らにとって、高温多湿の環境は大変厳しい状況です。
犬や猫の熱中症の症状は?
①初期症状
呼吸が早くなる
よだれが大量に出る
歯肉や舌など可視粘膜が充血する
動きが悪くなる
②重篤化した場合の症状
下痢や嘔吐を起こす
震えたり、痙攣する
意識がなくなる
死に至る可能性が高くなります。
おかしいと思ったらすぐ動物病院に連れていきましょう!
その場でできる応急処置は?
①常温の水をかけたり、水で濡らしたタオルなどで包む
⇒いきなり冷たい水や氷などを当てると、逆効果です!!
(末梢の血管が収縮して、深部体温が下がらなくなるため)
②涼しい場所で風を送る
③冷やす場所は頚部(首の周り)・腋の下・鼠径部(後肢の付け根)
ペットの熱中症予防対策を教えて!
一番大切なのは「高温多湿の状況にペットを長時間置かない様にする」ということです。
熱中症予防対策
①こまめな水分補給をする
②暑い時期の室内は、エアコンを使って26度以下に維持する
③お散歩は朝早くなど涼しい時間帯に行う
(気温が下がってもアスファルトが熱いがあるので注意)
④短時間でも車の中にペットを置かない
⑤室内は風通しを良くして、ペットが自由に居場所を選べるように工夫する
ウエットフードが75%と言われていますよ。
暑い時期は色々工夫して水分補給をしましょう!
参考
うちのワンコは膵炎になったので、低脂肪食が必須なのです。
膵炎のワンちゃんやシニア犬には「チューブダイエット低脂肪」がお勧め!
ぬるま湯で溶かして作るのでお好みの濃さに調整できるし、
パウダー状なので持ち歩きにも便利です。
獣医師がお勧め!熱中症対策おやつ
パグ、フレンチブルドッグやシーズー、ペルシャ猫、ヒマラヤンなどの
いわゆる短頭種の犬や猫は熱中症になりやすい種類です。
シニアの犬猫、子犬や子猫、病気で体力がない犬や猫も注意が必要です。
熱中症は、予防が一番大切。
夏の楽しい一日が、辛い結果にならない様に
しっかり対策しましょうね!
水分補給を兼ねたゼリー状のおやつです。犬用しかないのが残念・・・
猫ちゃんはスープ状のフードの活用もお勧めです。
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