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お家で実践

【自分でできる】ペットの病気を早く見つけよう!ポイント4つ

こんにちは、けいです!

皆様は「自分でペットの異常を早く発見出来たらいいな」と思ったことはありませんか?

そのためには、普段からペットの身体を触る習慣をつけておくことをお勧めします。

普段からお家で身体を触る習慣をつけておくと

「ん?ここになにかデキモノがある!?」とか

「なんとなく身体が熱い気がする・・」とかちょっとした変化に早く気づけます。

なるほど~。

具体的にはどんなことをしたらいいの?

 

けい
では、自宅でできる健康チェックの方法を

お伝えしますね。ポイントは4つです。

体表リンパ節のチェック

なぜリンパ節をチェックするの?

リンパ節は感染の拡大を防止する関所の様な働きがあるんですよ~。

リンパ節が腫れているかいないかで

感染の有無の目安になるのです。

けい

 

ちなみに・・・リンパ節の触り心地は白玉のような触り心地です。

腫れていると固くなります。

 

体表で簡単に触診できるリンパ節と関連する部位

頭部と頚部

下顎リンパ節→あごの下あたり・・人間でもお医者さんが触りますよね?

浅頚リンパ節→ちょっとわかりにくいけど前胸のあたり

イメージはランドセル背負って走るときに、持つあたりとでも言いましょうか・・。

胸部

腋窩リンパ節→腋の下

後肢

膝窩リンパ節→膝の裏側

 

脈拍数の測定

測定する場所は、後ろ足の付け根から太ももの中心の内側で、

ドクドクと脈を打っている場所(大腿動脈といいます)でカウントします。

正常値:1分間で大型犬は40~50回、小型犬は60~120回、

    猫は120~180回くらい

食後や運動直後は心拍数が多くなるので安静時に測りましょう。

 

呼吸数の測定

呼吸数は、胸の動きやおなかの動きを目で見てカウントするか、

ペットの胸に軽く手を当てて胸の動きをカウントします。

正常値:1分間で大型犬は15回前後、小型犬では20~30回、猫24~40回

心拍数と同じように個体差があるので、安静時の呼吸数を記録しておきましょう。

けい

呼吸数も脈拍数も普段の状態を知っておくと、

呼吸器系や循環器系の病気の早期発見に役に立ちます。

 

動物病院に来ると、みんなテンションが上がるか怖いかどちらかで、

呼吸数も心拍数も多くなります(笑)

なので、ご自宅で測って記録しておきましょう!

病院での測定値との比較にもなりますよね。

血圧・脱水・貧血のチェック

血圧は、正確には機械を用いて測定しますが、

簡易的に確認する方法としては

CRT(末梢血管再充填時間:capillary refilling time)が目安になります。

CRTの測定方法は、上唇をめくって、

上顎犬歯の上の歯茎を指で白くなるまで押してから緩め、

元の色(ピンク色)に戻るまでの時間を測ります。

正常な場合は一瞬で元に戻りますが、脱水や心疾患などで循環血液量が少なくなったり、

血圧が下がっている状態では元に戻るまでの時間が延長します。(3秒以上で異常値です)

けい

口腔内の粘膜のチェックが脱水や貧血の目安にもなります。

乾いているか、いつも通りのみずみずしい感じか、

白っぽくないかなど普段からチェックしておきましょうね

 

 

 わたしが今まで勤務してきたすべての病院に置いてある飼い主様向けの本。

    何年たっても使える、分かりやすくてお勧めの本です。

   「家庭の医学」の犬猫バージョン簡易版。

 

 

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