こんにちは!
けいです。
今日は私の経験を踏まえたお話をしたいと思います。
お付き合いくださいませ・・
犬のご近所トラブル発生!?
とある休日の夕方、わたしは犬を連れて近所をお散歩していました。
私の家は住宅街の中にあります。
あるお家のちょうどコーナーになった部分の道路の臭いを
愛犬が嗅いでいたところ
突然その家の窓が開いて住民の方に声をかけられました。
私たち、今まで犬のことで大変迷惑をしてるんですよ!
「ぴしゃ!」←窓を閉める音
ちなみに私は聖人君子ではないので(当たり前か・・)
相当頭にきて「腹立つわ~!!警察か保健所に言って注意してもらおう!」
と怒り狂っていましたが、しばらくすると
「そういえばわたし昔、そういう苦情を受ける公務員だったわ・・。」
という衝撃の(笑)事実を思い出しました。
今の私は動物病院に勤務している獣医師で、犬の飼い主のひとり。
犬を飼っている私みたいな立場の人も
その超失礼な
ご近所の方 👉 すみません・・まだ腹立ってます
みたいに実際に困ってる人側も
お互いが気持ちよく過ごせるためのアレコレを考えるほうが
よろしいかと思った次第です。
犬のご近所トラブル4選
①鳴き声がうるさい
②放し飼いをしている
③犬の毛が飛んでくる
④排泄物の放置・悪臭
実際に元公務員だったわたしも、
これらの4つの苦情対応をさせていただいていました。
対策は以下の通りです。
①鳴き声がうるさい→犬が吠えるのは原因があるのでその原因を考えて対応
通りに面した部屋で外が丸見え(警戒・威嚇)→飼育場所や生活スタイルを工夫
運動不足でイライラしている(要求)→ドッグランの活用など
②リードをつけないでお散歩している
交通事故や咬傷事故の原因になるし、そもそも危険なので絶対やめる
③犬の毛が飛んでくる
室内でお手入れする
犬の毛がついたものは粘着テープできれいにしてから洗濯する
→ペット用のコインランドリーの活用
④排泄物の放置・悪臭
室内でのトイレのしつけをする
お散歩時のフンは持ち帰り、排尿したら水で流す
日本の法律の規定は?
動物の愛護及び管理に関する法律に基づいて、
各都道府県において条例が制定されています。
動物の所有者又は占有者は、命あるものである動物の所有者又は占有者として動物の愛護及び管理に関する責任を十分に自覚して、その動物をその種類、習性等に応じて適正に飼養し、又は保管することにより、動物の健康及び安全を保持するように努めるとともに、動物が人の生命、身体若しくは財産に害を加え、生活環境の保全上の支障を生じさせ、又は人に迷惑を及ぼすことのないように努めなければならない。この場合において、その飼養し、又は保管する動物について第七項の基準が定められたときは、動物の飼養及び保管については、当該基準によるものとする。引用:動物の愛護及び管理に関する法律
法律上は、「努力規定」になっているのでなかなか取り締まり等は
難しいのが現状です。
そして当時を思い返すと
飼い主の努力や気遣いで、ある程度は解決できる問題なのに
そもそもご近所の不仲にたまたま「犬」が使われているケースも
ありました。
まとめ
今回の件で、改めて自分の立ち振る舞いについて考えました。
色々気をつけているつもりでも、もしかしたら犬の嫌いな人にとっては
不快なこともたくさんあるのかもしれません。
わたしの愛犬はもうすぐ17歳のシニア犬。
歩くのは遅いし、後ろ足が弱ってきていて道路の端ばかり歩くし
立ち止まって臭いをかぐことが多くなりました。
全ての人と上手く付き合うのは不可能かもしれませんが、
少なくとも自分の飼い犬の肩身が狭くなるような飼い方は
したくないなと思います。
ちなみに・・・
においを嗅ぐのは犬にとっては色々な情報を収集する行為と言われています。
わたしの場合はお散歩コースを考えて、
愛犬がゆっくり歩いたり、臭いを嗅げるように工夫をしようと思います。